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2004.07.26

無断転載禁止


7月23日、読売新聞の社説が、自殺者のことを取り上げている。
タイトルが[自殺者数最悪]「『心の病』への対策が必要だ」
〔中略〕   「 昨年一年間に自殺した人は三万四千人余に達した。警察庁が統計を取り始めた一九七八年以降、最悪の数字だ。交通事故で死亡した人の数より四・五倍も多い。全体の73%は男性である。未成年者から高齢者まで、すべての年齢層で増加した。」  
上記の部分は、その一部で、驚くべき数字が並んでいます。全文なかなか良いことが書いてありますが、無断転載禁止ですから、書くわけにいきません。この記事の全文を読んで頂ければ分かりますが、どうして無断転載禁止なのか理解できません。警察庁が発表した数字と国立国語研究所が昨年まとめた世論調査の結果を書いただけです。国立国語研究所は、国民の税金を使って、自殺をするに到った原因などを調べました。公表するのが当たり前です。その結果を使って、新聞記事にしました。公共機関が調査したことを国民に知らせるのが新聞社の仕事なのに、書いた記事を使うなとはどういうことなのでしょうか?
「政府や自治体も検討すべきことだ」 「社会の在り方を含めて考えることも重要だ」
「警察庁の自殺統計も、どのようなケースが増えているのか、もっと詳しく分析し、公表してもらいたい。自殺の増加の原因を解明し、具体的な対策を考える上で役立つからだ」
上記3ヶ所は、政府しっかりせい。警察庁もしっかりせいと下駄を預けている。
「社会の在り方を考える」 こんなおかしな話は無いでしょう。人間、生れてずっと、毎日考えて生活しているのですが、社会の在り方どころか、自分のあり方すらままならぬものです。
新聞の社説は、皆さんに考えてもらおうと広く一般に投げかけたものです。この文を使って、大いに皆で議論してもらったら良いのに、無断転載禁止----  です。
使われたくなかったら、公表しなければいいのに、何でも、著作権を振り回すのはおかしいです。人の話をつなぎ合わせて、文章を作りそれを売って生活している人たちですから、仕方が無いのかもしれません。

読売新聞の社説全文を一度 ご覧下さい。 ヨミウリ オン ラインにアクセスしてもらえば見ることができます。
無断転載禁止さえなければ、こんなことしなくても済みますのに。

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