« 初めての神の誕生 | Main | 高天原は蒜山だった  »

2004.11.24

古事記の作者が読者に伝えたいこと

古事記の作者は読者に何を伝えたかったのか。これは大切なことだと思います。裏を読む必要があるということです。話しはとんでもない方にとびます。男女の間において、好きな気持ちが生まれたときに、好きだと言えばいいのに、好きな人の前に行きますと逆の行動をとることがあります。相手が嫌がるようなことを言ったり、きらいだと言ったりです。逆のことを言われたら、判るわけがありませんが、よく観察すると判るものです。しかし、これでは相手に自分の言いたいことが上手く伝わりません。
 書き物をするときは、そのようなときより、時間がありますから、もっと複雑になると思います。書物全体の構成を考えたりします。日本書紀は編年体といって、いついつにどのような事件があったというように書かれています。記紀(古事記と日本書紀の略)が出来た頃、中国では、この形式で歴史書が作られていました。このことから、日本書紀は、日本も真似をして、国内よりも対外を意識して書かれた本であるというような言い方をしておられる方もあります。
本当かも知れませんし、作者はそのようなことを微塵にも考えなかったかもしれません。
限られた紙面ですから、なにか伝えたいから書いています。受け取る方は、そのことを念頭において読む必要があります。

作者が伝えたかったこと  その1
 前のページの復習です。もう一度原文を掲げます。これだけの範囲で、作者は一番になにを言いたかったかを考えます。私は、最後の「上件五柱神者。別天神。」だと思い、一行勝手に開けました。

天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下此】次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。

 上件五柱神者。別天神。

原文を並べ替えます。
天地初發之時。於高天原成神名。
① 天之御中主神
② 高御産巣日神
③      神産巣日神
國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時(高天原から眺めた光景を表現したものでしょう)
④ 宇摩志阿斯訶備比古遲神
⑤ 天之常立神   
                                     5-2

その他、神さんは 一人二人と言わないで、五柱ということ。獨神成坐(独身?) 隱身也
最後に、「上件五柱神者。別天神」とあります。
すなわち、天皇と違う神が先におられたのだと宣言しています。

*
*
*
*
このページは、途中までです。 あまりにもコメントが多くて、コンピューターが壊れる寸前です。 上記より以下は削除しました。

コメントは書きこまないでください。

【楽しい人生】のブログは、近日中に閉鎖しようと思っています。 長いことありがとうございました。

|

« 初めての神の誕生 | Main | 高天原は蒜山だった  »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18266/2054729

Listed below are links to weblogs that reference 古事記の作者が読者に伝えたいこと:

« 初めての神の誕生 | Main | 高天原は蒜山だった  »