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2006.12.02

No51 ミソギをした時に生まれた神

( )の中は、日本書紀の表示
杖----  衝立船戸神       (杖神フナト)
帯----  道之長乳歯神      (長道磐神)
嚢----  時量師神         (なし)
衣----  和豆良比能宇斯能神 (煩神ワズライ)
褌----  道俣榊           (開囓神アキクイ)
冠----  飽咋之字斯能神     (なし)
履----  なし             (道敷神)
 手纏(左)-奥疎紳、奥津那褻佐毘古神、奥津甲斐辮羅神
 手纏(右)--邊疎神、邊津那塾佐出比古神、邊津甲斐辮羅神

次に、古事記では、中つ瀬に堕り潜きて、身を滌いでいるときにやって来た人の名前を14人挙げています。
  汚垢によりて成れる神------- 八十禍津日神、大禍津日神
  禍を直さむとして成れる神--- 神直毘神、大直毘神、伊豆能売神
  水の底に滌ぐ時に、成れる神-底津綿津見神。底筒之男命
  水の中に滌ぐ時に、成れる神-中津綿津見神。中筒之男命
  水の上に滌ぐ時に、成れる神-上津綿津見神。上筒之男命。
     三柱の綿津見神は、阿曇連等の祖神なり
     底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命の三柱の神は、
     墨江の三前の大神なり。
  左の御目を洗ひたまふ時に成れる神--天照大御神
  右の御目を洗ひたまふ時に成れる神--月読命
  御鼻を洗ひたまふ時に成れる神------建速須佐之男命

合計26名の部下ができたことになります。

日本書紀では
  中の瀬ですすぎをした時に、     八十枉津日神
  汚れを直そうとして,          神直日神
  水の底に潜ってすすいだとき、    底津少童命。底筒男命。
  潮の中に中に潜ってすすいだとき、 中津少童命。中筒男命。
  潮の上に浮いてすすいだとき、    表津少童命。表筒男命。
    底津少童命、中津少童命、表津少童命は阿曇連羅がお祀りする神である。
    底筒男命、中筒男命、表筒男命は住吉大神である。
  左の眼を洗ったときにお生まれになった神 --天照大神
   右の眼を洗ったときにお生まれになった神 --月読尊
   鼻を洗ったときにお生まれになった神 ------素戔鳴尊戔

並べることによって なにか見えてくるかなと思ったのですが、なにも見えてきません。
これでも手間をかけましたので、考えたことを記してみます。

この部分でも日本書紀の人たちは、意味が判らなかったようです。時量師神や飽咋之字斯能神は判りませんので、書きませんでした。奥疎紳、奥津那褻佐毘古神、奥津甲斐辮羅神も邊疎神、邊津那塾佐出比古神、邊津甲斐辮羅神も判らなかったようです。

イザナギは、ミソギをして、今までのものは、すべて洗い流して、新しく国造りをしようとしたのだと思われます。そこで、各省庁の代表を決めたのだと思います。
古事記の作者は三段階に分けています。
その1
杖----  衝立船戸神       衝立は意味不明。船戸は、船着場だと思います。港湾関係の長です。
帯----  道之長乳歯神      道路に携わる役人。
嚢----  時量師神         測量師です。ユダヤ人が担当したのではないでしょうか?
測量はお手の物でした。
衣----  和豆良比能宇斯能神 病気の担当者。厚生省でしょうか?
褌----  道俣榊           褌は、脚が分かれるところです。股そのものです。なにか困ったことがあったときに、どちらの道をとるかを決める占い師ではないでしょうか?
冠----  飽咋之宇斯能神   宇斯は雨師のことではないでしょうか? 天気予報や雨乞い担当です。   
            
 手纏(左)-奥疎紳、奥津那褻佐毘古神、奥津甲斐辮羅神
 手纏(右)--邊疎神、邊津那塾佐出比古神、邊津甲斐辮羅神
  上記二行が不明です。

その2 古事記には次の神が書かれていますが、この神たちは、これまでにも、働いてきた人たちです。吉原神社と大河原神社に祭られています。
吉原神社  日野郡日光村吉原  祭神 底筒男命、中筒男命、上筒男命
大河原神社 日野郡日光村大河原 祭神 底津綿津見命、中津綿津見命、上津綿津見命

汚垢によりて成れる神------- 八十禍津日神、大禍津日神
  禍を直さむとして成れる神--- 神直毘神、大直毘神、伊豆能売神
  水の底に滌ぐ時に、成れる神-底津綿津見神。底筒之男命
  水の中に滌ぐ時に、成れる神-中津綿津見神。中筒之男命
  水の上に滌ぐ時に、成れる神-上津綿津見神。上筒之男命。
     三柱の綿津見神は、阿曇連等の祖神なり
     底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命の三柱の神は、
     墨江の三前の大神なり。

古事記の作者は、「阿曇連等の祖神なり」と「墨江の三前の大神なり」を言いたかったのだと思われます。

その3 最後が
  左の眼を洗ったときにお生まれになった神 --天照大神
  右の眼を洗ったときにお生まれになった神 --月読尊
  鼻を洗ったときにお生まれになった神 ------素戔鳴尊戔

ここに書かれている神が、大臣級の特別の神です。この三人は、外国からやって来たのですが、外国でも、指導者の立場に居た人だと思われます。
そこで、高天原をこの三人に預けて、淡海の多賀へイザナミは行くことになります。

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