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2008.12.31

第4話 古代史学の謎  その2

その2と書きましたが、田村氏が書かれたものではありません。これから私が書こうとしているもののタイトルです。
 6と7ページは見開きになっていますので、両方を比べながら読みますと理解し易いです。
6ページをスキャンして、ブログに書いてある通りにしているのですが、大きくなりません。表示を100パーセントになっていますから、200パーセントにしますと、大きくはなるですが、字がぼやけます。
 
 少し、言訳を書いた所で、この文を読んだときの感想を書きます。この冊子を息子さんから送って頂いた時に、どんどん読みました。全部理解できました。しかし、今振り返ってみますと、半分しか、判っていなかったなと思っています。
 試しに、家内に読んでもらいました。分かったかと聞きますと、そんなものだろうと。他に、なにも返事をしません。きっと、嫌な世界だなと思ったのだと思います。

 どんどん、私が解説をしますと、「お父さんのやっていることも、誰も認めないでしょうね。 田村さんも認められなかったが、お父さん(私のこと)が一人が認めたことになるね。 生きておられる間に、お会いできたら、どんなに喜ばれたか」と云いました。

樋口清之博士が、古稀を記念して出版された『大和の海原』の中です書かれた文をもう一度書きます。 古稀とは、70歳のことです。現在では、70歳くらいでは、そうめでたいことではありませんが、 お祝いをした理由が、「唐の詩人杜甫の曲江(きょっこう)詩「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」からきています。
 お祝いは、自分でするものではなく、周りの者が、お膳立てをして祝うものです。だから、『大和の海原』も多くの人が関わられたうえで、完成した本です。
なのに、博士は、次の様に書いたと坂名井氏が、『鉄剣銘百十文字の謎』の本の中で書いておられます。
 -----だいたい専門でない者のいうことが大そう、当てになるものでして、専門の人のいうことはたいへん当てになりかねる。ことに、先輩、師匠が一ぺんにいいますと、なかなかのちの人は訂正いたしませんで、もし訂正すると、師匠が死んでおりましても同門の外の師匠から、絶交されたりしまして、大変孤立しますので、つい、つきあい上、師匠のいった説を死ぬまで押し通し、また、いいがかり上、つい、やめられなくなって押し通すなどというつまらん者もおりまして、そういうことが随分多うございます。-----
 お祝いの記念誌に、このようなことを書かなくてもいいのに、書かれました。この文章は、痛烈なことを書いておきながら、あまり、痛撃さを感じさせない所があります。これは、生まれた土地柄だろうかと思い、どこのご出身かと調べる気になりました。調べると言っても、WEBで検索するだけです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E6%B8%85%E4%B9%8B によりますと、凄い経歴の持ち主であらせられます。著書も多いです。奈良の桜井の出です。
沢山の本を出版されましたが、人に迷惑がかかることは、書かれなかったのでしょうか?
そこで、続けてWEB
を眺めていましたら、樋口清之博士の県別にみる日本人診断 http://www.euc.co.jp/ken/ がありました。私はもっとも、興味があるのは、三重県です。そこで、三重県の所を読んでみました。 調べないうちから、三重県を調べるのは難しいと思っているので、私が気に入らない所もありますが、思ったことは、随分、はっきりと書いておられます。「伊勢地方の人は、色は白くないが、筋肉質で楕円顔、名吉屋の人に似ている。しかしここもあまり美人を見かけないところである。」なんのことはない、先生の好みの女性が少ないだけのことでしょうに、思ったことは書いておられます。

 しかし、『大和の海原』の中では、周りの者を不愉快にさせないように、気配りの文を書いておられます。きっと、記念出版会が行われたことでしょう。なんと言っても、歴史に関係ある人がお集まりになったと思います。 その席でも、嫌われるのを承知で、おしゃべりをされたと思います。
 その時の様子でしょうか? 坂名井氏は、「こんなのは死ぬ直前につくらねば駄目なのです。生きて発表すると一ぺんにひっぱたかれますから。ぱっと発表して、ぱっと死にますと、ひっぱたきようがないから、やっぱり暗免は勝です。」と同書で述べている。

 当の先生は、70歳の時に、すぐに死ぬと思われたのでしょう。しかし、亡くなられたのは、1997年2月21日ですから、28年後で、98歳でした。
 
 今の歴史学界も、同じようなことなのでしょうか? 歴史学界に限らないのでしょうか?

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