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2008.12.30

第4話 西大寺ヤマト 古代史学の謎  page 5

古代史学の謎  page 5
 第4話は大変なことになりました。田村誠一氏が、勉強されたことは、どうやら、歴史のプロ方の意見と相容れない部分が多くなったようです。
 そこで、名指しで、書かれてあることの納得いかない所を指摘することを始められました。
4ページに、坂名井著 『鉄剣銘百十文字の謎』162ページを掲げ、それに対してのご自分の考えを書いておられます。

例によって、スキャンしたものを掲載します。(4ページのイメージは、後ろに回します) 上手く読めない時は、内容を入力し直します。この作業は大変ですので、ひと先ず、この方法で進めます。---ブログ管理人 

以下が、古代史学の謎  page 5 に記されている文章です。

 国学院大学の古代史の大家、樋口名誉教授が古希の記念出版〝大和の海原〟で書かれた左記の意見を読んで、一般人は何を感ずるか
 教授は名ざしはされなかったが、小生は先づ東大名誉教授江上氏の騎馬民族説に、異論が出ないことが不思議でならない。
 古代史については、文部官僚に至るまで、東大閥でかためられた以上、反論しないことが身の安全である。
 京大閥が邪馬台国近畿説を出せば、東大閥によって、不敬罪で刑務所行きの危険が戦前にはあった。学閥は今もなくなっていない。
 丸山ワクチンは、日大の教授が作ったから普及が遅れたのである。東大教授が最初ならこんなにごてることはなかった。これに、客観性のない報道機関が油を注いだまでだ。
 樋口教授は、今更いくら、ひっぱたかれても、先が短いからと死ぬ覚悟で警告された。
 古代史は仮説だけで、へりくつだけになり立って証明がない。素人の参入を恐れるのは、古代史が砂上のロウカクだった証明だ。

 参考に---この第4話は、昭和56年3月10日 発行です。(非売品) ページ数 63ページです。


掲載しましたが、やはり添付した画像から字を読むことが出来ません。はじめと後ろに、坂名井氏の文章が書かれていますが、省略して、樋口名誉教授が古きの記念出版〝大和の海原〟で書かれた文章だけを書きます。
-----だいたい専門でない者のいうことが大そう、当てになるものでして、専門の人のいうことはたいへん当てになりかねる。ことに、先輩、師匠が一ぺんにいいますと、なかなかのちの人は訂正いたしませんで、もし訂正すると、師匠が死んでおりましても同門の外の師匠から、絶交されたりしまして、大変孤立しますので、つい、つきあい上、師匠のいった説を死ぬまで押し通し、また、いいがかり上、つい、やめられなくなって押し通すなどというつまらん者もおりまして、そういうことが随分多うございます。-----

この後も、続けて掲載します。以下は、『鉄剣銘百十文字の謎』の著者の坂名井氏の文章になります。

樋口博士にしても、学問の専門で自分の研究成果を発表することの困難なことを告白している。そして、もいま『万葉考古学』という本を書こうとし、ここで、いろいろ先輩の先生方の説をひっくり返している。「こんなのは死ぬ直前につくらねば駄目なのです。生きて発表すると一ぺんにひっぱたかれますから。ぱっと発表して、ぱっと死にますと、ひっぱたきようがないから、やっぱり暗免は勝です。」と同書で述べている。
 こうなってくると、ことに日本古代史に於いては、専門の学者が言っていることが、すべて本当だろうかと疑いたくなる。


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