建国発祥の地、伯耆(10)
古事記では大国主神には大穴牟遅神、葦原色許男神、八千矛神、宇都志国玉神の合わせて五つしか別名はないと書かれ、この中には日本書紀の大己貴命は含まれていない。ここで話はそれるがスサノオの一族40数名全員の神名の末尾は神で、これこそ改ざんの証拠である。日本書紀では大己貴神で統一され、この人物が大国主命と分るのは古事記と照合した時だけである。これこそ日本書紀が大国主命を抹殺した証拠だ。
大国主命の母君だけが新羅系だったので、スサノオ一族の中で異端者だったため庶兄弟から迫害を受けた。この大国主命が平和交渉で天照大御神に国譲りしたために、この人物も多紀理姫も藤原氏にとっては好ましくない人物だった。大国主命は国譲りで出雲大社を交換条件で建ててもらった。しかし日本書紀では国譲りで入水自殺に見せかけ、出雲大社は抹殺してある。
天皇勢力が出雲大社に結集することを防止するために、この大社を187社もの式内社で包囲したのである。
第19話 壬申の乱は日唐戦争 93ページより、転載
私より一言----田村氏は、上に、「合わせて五つしか別名はないと書かれ」と書いておられますが、原文は、
併せて五つの名あり。(併有五名) です。
太安万侶は
大国主神、大穴牟遅神、葦原色許男神、八千矛神、宇都志国玉神を記し、確認する様に、
(併有五名)と書き加えましたから、正確に翻訳すると、田村氏の<合わせて五つしか別名はないと書かれ>となるかも知れません。


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