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2012.05.28

第17話 古事記が解いた古代史  先入主を捨てよ(11)

日本には3世紀から明治の始めまで、常に主権者が二人居った。しかも天皇以外の今一人の主権者は、中国に本山がある唯一の仏教すなはち天台宗の坊主にお経をあげてもらわないと、成仏出来なかったのである。
 この天台宗の寺には式内社の神社が一体となって存在している。例えば比叡山延暦寺—日吉神社、鞍馬寺―-貴船神社、輪王寺―-東照宮-―二荒山神社、大山大山寺—大神山神社等である。藤原四代の中尊寺も北条の最後が自殺した寺も、中国に本山のある天台宗だ。
 上記の東照宮には徳川家康ではなくて、源家康として祀られており、しかもここには源頼朝、秀吉も合祀されている。天皇と今一つの主権者がそろって、天台宗の天海の命令で日航に祀られた。ここが天皇反対勢力の総本山である。明治維新で何故神仏分離が早速行われたかを反省して見ることだ。
 明治維新で主権者は天皇一人に統一された。ここで役人が登場し、月給を支払うことになった。ここで太陰暦だと、うる年には年に13回も月給を払う問題が生じた。


第17話 古事記が解いた古代史 20ページより転載

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