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2015.03.31

私の健康観  *出づるを計って入るを制す  その15

『私の健康観』15回目  20~21ページより

 又私はこのヘルス・カスケットを檜製で作ってみた。秩父にいる知人を介して山主の紹介を受け昭和47年夏の暑い日、秩父に行って適当と思われる檜一本を切り倒して貰った。秋の終り頃製材して10台のカスケットができた。総檜のカスケットである。材料代は25万円と記憶する。一台にして25000円で足りた。早速一台が私の研究所に届けられ、その内側の四隅に、私独特の遠赤外線輻射体を取り付ける。遠赤外線式檜風呂世界第一号である。
 すばらしい檜特有の香りが鼻を打つ。数分すぎてカスケット内の温度が40度位になると、やがて鼻がツンツンして、汗どころの騒ぎではなくなった。強烈すぎる香りには全く目鼻がもたない。飛び出してただの空気にホッと一息。檜も相応にすべきものとつくづく悟った。やがて二週間も過ぎた頃、トンと檜の香りが少なくなったようだ。以前に遠赤外線によって臭気止めの実験をしたことなど改めて思いだした。アメリカのライトという学者は、においは20ミクロン以上の遠赤外線という論陣をはっている。
 冬になって、檜はすっかりゼイタク臭を落とすと、妙に又檜の香りが懐かしくなってくる。懐かしさがこうじると先刻の失敗につらなる。目も鼻もたまったものではない。程よき香りには、もう一工夫が必要になった。製材所へ行って新しい檜のオガクズをもらう。これをウィスキーの空ビンに適当に入れて熱湯を注ぐと、ほのぼのと檜の芳香がただようのだ。檜の大衆化はこれで充分である。爾後檜材のカスケットを所望する方にアドバイスすることにしている。

私からの一言‐――こりゃなんじゃです。ヘルス・カスケットは、高い檜を遣わなくても、安い木材をつかえば良いと云うことでしょうか。どうしても、檜の香りがほしい人は、
製材所へ行って新しい檜のオガクズをもらうでしょうか。 このような人の為に、胃までは、スプレ製品があるかもしれません。

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2015.03.27

私の健康観  *出づるを計って入るを制す  その14

『私の健康観』14回目  19~20ページより

私も汗っかきの方と自分でも思っているが、一般に汗っかきは概して丈夫なようだ。神通川のほとりのイタイイタイ病も汗の出の少ない人々に多発と聞く。先のエルンスト・フォン・アーケン博士の分析にレッキとしてカドミウムが発見されているではないか。私はヘルス・カスケットがイタイイタイ予防などに役立てばと思う。
 又、ヘルス・カスケットを用いて汗と脂を充分に出しても必ず尿意を催す。腎臓が一時的に膨張して排尿機能が増大する。かかる外部的な方法で内臓に好影響を与えるのは腎臓患者への福音かも知れぬと人工腎臓関係の学者の興味をそそっている。特に心臓に大きな負担を与えず、又発汗しても喉が渇いて脱水症状がおきないのが特徴である。又、55歳をすぎてかかった私の重症肺炎の後遺症-----気管支拡張症-----も治っているとレントゲンが照明してくれている。
 老人性痩痒症といって血が出るまで皮膚をかきむしってもなおかゆい病状がある。これも私の長波遠赤外線で直ちに治る。神戸に居る知人のI氏はトロロ汁が大好物だが、奥さんがトロロイモのアレルギーとやらでなかなかいただけないと聞く。ある時私の創った赤外線ヒーター(商品名はネッソ・ヒーター)を持参の上持参の
うえ伺う。彼氏がトロロイモをする。ごく少量を奥さんの腕に塗る。やがてむずむずしてくる。それから水道水で洗う。私のネッソ・ヒーターにスイッチを入れて三分後当該場所を照射する。アッという声のものすごいカユミの感覚と同時に、カユミは一瞬にして消失してしまった。二回目は他の片方のウデにトロロ汁を塗り、水洗後メンソレータムを塗って照射した。アッという声はなく、直ちにカユミは消失してしまった。メンソレータムでも、コールドクリームでもよい。
 

私からの一言---このネッソ・ヒーターなる商品は、抜群の効果のある商品のようですが、キーワードを「ネッソ・ヒーター」で検索しましたが、ヒットしません。どうやら、もう、発売されていないようです。
文末の 「メンソレータムでも、コールドクリームでもよい」を読みますと、これが判るのは、私の年令以上の人に限るでしょう。
なにしろ、昭和59年より前に書かれた文章ですから・・・・。
でも、健康に汗が大いに関係している話は、現在の医学では、取上げられていない話です。

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2015.03.25

私の健康観  *出づるを計って入るを制す  その13

『私の健康観』13回目  17~18ページより


老年になり、いささかでも不要なものは急速に下より排出し、更に年令を加えると過剰米はいち早く上より吐き出すことは、なにより健康体と思っていいのだ。食べる楽しみは老人には格別だ。脳細胞さえしっかりしていれば、たまに大食して自らテストをするのも自信の一興ではある。なにをいただいてもわからなくなり、タレ流しは脳細胞の死を意味する。コンピューターの破損である。植物人間になってはたまらない。脳細胞は時にテストして健全を確認し破損せぬよう鍛錬が必要である。
 ロダンの彫刻に「考える人」がある。今や「考える老人」と鑑賞したい。脳のコンピューターをテストしている懊悩(おうのう) の姿として。
 かくのごとく大小の排泄は、動物の生存には欠くべからざる重要な機能であることは申すまでもないが、私は排泄物に更に一つの重大要素を付け加えたい。すなわち、汗と脂である。近代科学の進歩に伴って微量分析が容易になり、汗の微量分析は先述のごとく重大な内容を指示している。健康管理に汗の分析は欠かすことはできないものと信ずる。体温の調節などと片づける時ではない。汗は尿の分析内容は健康管理に有効な方途を与えるよすがとなるべきだ。
 医薬の分業が叫ばれている。薬学関係者は少なくとも汗や血液、並びに大小便の分析を担当して医師や国民にデーターを示し、健康管理という前向きの姿勢をとってもらいたい。病気にならないための健康保険こそ望ましいものである。


私からの一言-----懊悩(おうのう)とは、凄い言葉ですね。「懊」--心に奥の漢字を書いて、「おく」とは読まないで、「おう」です。意読は「なやむ」と読むそうです。

 このように次々と漢字を作って、言葉を作った中国人は凄いなと思っています。一度、辞書で確かめてください。
あまり言葉と漢字を作り過ぎて、現代人は、それを憶えるのが大変ですが、英語等よりもすばらしい言語であるなと感じています。

 昨日は、大阪では、瞬間ですが、霰と雪がちらつき、冬に逆戻りでした。

でも、汗の季節はそこまで来ています。どんどん、汗を書きたいものです。
                               平成27年3月25日

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2015.03.20

私の健康観  *出づるを計って入るを制す その12

『私の健康観』12回目  17ページ ~抜粋

 老人になっても消化系統が健全であれば、唾液と共に胃も健全ので、経口食料は畢く消化される。胃で消化されたものは腸に送り出される。腸は主として栄養分の吸収と残滓の排泄が主なる役目である。私は胃の消化までは健全であったが、腸に至り、突如としてはなはだしい下痢が起った。
 すなわち経口食料が余りに多量であり、しかも栄養過多の状態で腸に送られたので、脳細胞というコンピューターが直ちに作動を開始する。かかる過剰な栄養は吸収すべからずとの判断を下し、「栄養過多」「急速下痢」なるボタンが押されることになる。もし、又細菌類のせいならば、きっと「細菌」「急速下痢」なるボタンが押されることになるだろう。要するに私の脳細胞は食糧の受け入れについてまだ自由化を認めており、なんらかの関税障壁を設けていないが、吸収には為替が作用して体内のインフレを厳に防止するはたらきがあり、体内の調子を狂わせないため、「急速全排除」が指令されたと解釈すればよい。
 私の脳細胞は65歳といえども消化吸収に関しては、なお健全な機能を発揮していたのである。下痢又宣なるかなと安心する。たまには腸内が完全清掃された方がサッパリしていい。私の父が70歳を超えてから何時の間にか排出場所が変って洗面所へ直行となったのは、いわば胃を司るコンピューターがはき出しを命じ、胃と共に腸まで保護したのである。父は87歳でも読書をし、庭を耕していたが、昭和45年7月17日、特別にむし暑い最中、数回も外出したため、心臓発作に倒れたのであった。最後まで通常の生活をしていられたのは、一に脳のコンピューターの機能が余り老化していなかったからと思われる。


私からの一言-----少し、日が開いてしまい申し訳ありません。
 この記事の執筆者は、医師ではありませんが、生理学の視点から判断して、お父さんの嘔吐と下痢を診察して、それは、全部、脳がそのようにしているのだと、結論づけておられます。医師では考えない考え方をして居られます。

 現在の医学は、下痢と嘔吐の原因を突き止め、その原因を取り除くか、その原因をやっつける例えば、抗生物質を投与すると云う様に、所謂検査・診断・治療というステップを踏むことになります。
 現在の臨床家は、検査もしないで、どうして、診断が出来るのだと云うことになります。

 ここに書かれていることは、50年も前の医学のレベルですが、現在の医学が忘れている基本が、医師でない石川氏が、さらっと、書いて居られるところが、私の気に入っている所です。

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2015.03.09

私の健康観  *出づるを計って入るを制す その11

『私の健康観』11回目  16ページ

 思い当ることがある。私の父が六五歳前後の頃かと思うが、元来酒はたしなまないが、大食漢だった。老年になるとなるべく小食を心がけていたようである。時折孫どもが訪ねてくる。ついまぎれて孫達と大食することになる。すると必ず一定の現象が起こることに皆が気が付いた。
 老年になると早く眠くなるので10時頃になるとジイさんは引き上げる。11時頃渡り廊下を足早に行くジイさんの独特の歩調がする。母は言う、「又始まった!」と。ジイさんの下痢である。お腹は痛まずただ下る。便器が汚れるので母にしかられ、皆に食べすぎやとやられていた。翌日はケロッチトテジイさんは平常の如く食事をしている。
 この父が70をすぎた頃かと思うが、(87歳で往く) 先きの渡り廊下へは行かずにいつの間にか洗面所へ足早に行くようになった。今度は洗面所が汚れて困ると母にしかられる。今度は食べたものをややあって全部はき出すのである。何歳を境に便所か洗面所通いに変わったか憶えていないが・・・・・。
 私も便所へスッ飛んで行く年頃になったらしい。そこで吉祥寺駅弁を使用するはめになった経験からして一週間余を経たある日、私は実験を試みることにした。独りではちと気まづいので友人を誘い、前回と同じ店に行き、同一の料理とワインを注文する。談笑しながらつとめて前回と同一条件を心がける。食事を終り、先のかけ込み吉祥寺駅便にこりて今度は車を奮発する。途中無事である。帰宅して食後約三時間を経た頃、下腹が少し鳴り出す。何となくお腹が冷えて来る感じだ。やがて始まった。先の吉祥寺駅と全く同様である。自宅ゆえ安心してブッ飛ばす。私は、トイレにはぜい沢している。便座も暖かく用便後お湯が出て肛門を洗ってくれ、あたたかい風がそよぐ。老年になってよくトイレで倒れると聞く。所詮セッチン詰でしんではたまらないと思って、60歳でこのトイレを奮発した次第である。自宅と私の研究室に併設して昼夜を気にせず、又、秋霜寒夜をいとわず用がたせる。すなわち、排便の四季自由化である。かかる革新的セッチンで二回目の実験は安心して完了した。吉祥寺駅便と革新セッチンで同一現象が確認されたのである。以下私独特の解釈をご披露しよう。

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2015.03.06

私の健康観  *出づるを計って入るを制す その10

『私の健康観』10回目  15ページ

 医学書を読むと人体の排出機能り巧緻さに驚嘆する。代謝の妙に恐れいる。私は排泄機能の健全化こそが、特に老年の我々に最重要と気がついた。自然食や薬も大切なことだが、入力の一方的重視は間違いだ。今の日本もかねがね待望していたドルをもうけて大金持になった。しかしドルの排泄がなければフン詰りとなって苦しむのは当然である。世界中の毒物が体内に終結してわけのわからぬ病気になる。名医も名薬も役に立たず、国民は精神・肉体共にヨロヨロしてくる。特に老人にしわ寄せが大きい。老人こそ第一に排泄機能の健全化を心がける必要がある。
 数年まえの事である。私は若い人々と夕食を共になった。若い人々の好みで栄養分の多い料理が主だ。話がはずむにまかせて、ワインも手伝って、思わず大食をしてしまった。
やがて散会となり、私は電車を二回乗り換えて吉祥寺に着いた。ビロウな話で恐縮だが、急激に便意を催す事しきり、早速液のトイレにかけこむ。久しぶりのピーピーどんどんである。若い時にヘンなものを食ってなった経験はあるが、今日はヘンなものは食べていない。一瀉千里とはこの事だ。先刻食べた固形物は全く姿なく奔流の如しだ。ややあって落着きサッパリした。中央線に乗って何事もなく帰ってきた。少し空腹感が出てきたことを憶えている。


私からの一言----少し、早いのですが・・・・・。 ビロウな話でも、筆者・石川氏の手にかかると、楽しいお話になります。私は、この文を書かれた石川氏と同じような年令に有りますから、実感として良く解ります。
 今、膀胱がん闘病記(49) 低酸素細胞(38) 漢方(2)   病気の話
http://nihonnsi.blog.so-net.ne.jp/2015-03-05 において、私の癌の事を書いています。
 この治療を始める前は、頻尿で大変でした。たまにしか乗らない電車は、途中で降ろしてくれませんから、各駅のおトイレの位置を覚えるのが大変でした。

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2015.03.02

私の健康観  *出づるを計って入るを制す その9

『私の健康観』9回目  14ページ

 世にいうギックリ腰になった時、すぐにこのヘルス・カスケットに入ると速刻いたみがとれる。痛い所にこの遠赤外線を照射するとケロッと治る。一日おくれるとそれだけ治るのに時間を要するが、ギクッとなって直ちに使用すると奇妙に全快する。筋肉の腱が伸び切って伸縮が出来なくなったので、神経に触れるために痛いのだとテレビで説明していた。私の遠赤外線皮膚下40ミリまで熱効果を及ぼすので腱の伸縮回復に役立つのだろう。床屋のオヤジさんはギックリ直しを大の自慢にしている。
 厚生省国立栄養研究所のS博士は、日本で初めて発汗と重金属の関連性に本格的に取り組んでおられる。私の「ヘルス・カスケット」もお役に立って光栄だ。
 米国では最近、鉛の空気中濃度の規制が問題化している。車の廃棄ガスはもちろんのこと、自動ハンダ付装置や、鉛に関する工業の雰囲気に問題が及んでいる。
 昔はおしろいの鉛毒として恐れられていた。空気中から知らず知らずのうちに呼吸器を通して鉛毒になっては大変だ。私のヘルス・カスケットを常時利用されている先述のI
博士は御自身の汗より先ず鉛を検出されてびっくりしておられ。私の研究所のある小金井市は東京の近郊都市で比較的空気も良い所だが、小金井市報にはいつも数地点の大気中の鉛含有量が発表されている。地区により含有量が随分異なっている。今は何処に住んでも若干の公害は覚悟しなければならない。自然食など万能ではない。日本は世界中で水銀農薬が禁止されてから後も10年間も続けて使用していた。リンゴやナシの袋にまでぬられていた。米食日本人はそのうち全部が水銀中毒になるかも知れないと外国の学者が当時心配していたぐらいである。自分だけ健康食などとても叶うはずはない現状である。そこで私は積極的に排泄の健全化を考えた。そして特に汗と脂の合理的排出方法を試みた次第である。

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2015.03.01

私の健康観  *出づるを計って入るを制す その8

『私の健康観』8回目  13ページ

 オヤジさんに聞いてみた。胃下垂じゃないかと。正にそのとおりである。又、カミさんにも聞いてみた。小肥りだが色白で何となく弱々しい。声も潤んだのが気にかかる。低気圧で貧血症で秋から冬にかけてはすごく調子が悪いとのことである。昨年の十一月初め月曜日の朝、二人は私の研究所のヘルス・カスケットを訪ねてくる。着物を着たまま入れる。夫婦でかわるがわる約四十分くらい出入りした結果、購入と決まる。
 カミさんは朝起きると寝巻のまますぐ入り、からだ全部があたたまってから洗顔する。
とくに、寒中は仕事の合間を見て衣服を着たまま適時あたたまる。衣服はさほどあつくならないのに、内なる肉体がどんどんあたたまるのが特徴である。おかげで足のつめまで赤味がさして冷える苦痛から解放されたと感謝される。オヤジさんは胃腸の調子が良くなってご飯がおいしくなり便通がよくなったといっていた。私はオヤジさんに更に、私の創案した遠赤外線温転器と名付けたマッサージと指圧を兼ねた近代兵器を寄贈して持病の胃下垂に挑戦してもらっている。
 仲良しの夫婦床屋へ行く楽しみがふえた。次々に研究熱心な夫婦の実験談が毎月聞ける。ブラックのコヒー通のオヤジさんからコーヒーの苦心談を聞くのも面白い。吉祥寺の梓さんというコーヒーの名人をそのうち紹介してもらうことにしている。


私からの一言----発明品の紹介がユニークですね。ほのぼのとした、文章で、なんだか、この製品のことを知りたくなりますから、不思議ですね。
それに対して、発明品の名前が、「遠赤外線温転器」では売れないでしょうね。

私は、私が勝った品物で、騙されたなとおもった製品は、製品のネーミングに騙されたなと思うことが多いです。騙されても、買ったときは、良いと思ったから買ったのですが、その内に、使わなくなってしまう製品が家の中に、一杯です。

又つづけてお読みください。

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